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鑑賞映画の解説 |
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コーラスライン A CHORUS LINE ＜鑑賞日：2012・11・12＞ |
制 作：1985年 アメリカ 118分 監 督：リチャード・アッテンポロー 出 演：マイケル・ダグラス、アリスン・リード |
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あらすじ ブロードウエイの売れっ子ディレクターのザック（Ｍ・ダグラス）は、近くオープンする新しいショーのため、男女４人づつのコーラス(その他大勢の組)を選ぶためのオーディションを行うこととした。百数十人の応募者があり、審査が進み、16人が残った。ザックは16人を一列に並ばせ、様ざまな質問を浴びせ、彼らの生い立ちやオーディションを受けた動機を聴き、彼らの素顔を浮き彫りにしていく。妻と子供二人を抱え、ウエイターのアルバイトに精をだす者、夫婦で受けにきた者、ルックスが悪いので、整形美人に変身して挑戦する者、30歳近いがコーラスに生きがいを感じている者など多士済々の若者たちである。そんなオーディションの最中、ザックのかっての恋人だったキャシー（Ａ・リード）がかけつけてきた。夢を描いてニューヨークからハリウッドへ行ったが、夢破れて、帰ってきたのだ。コーラスのオーディションに加えて欲しいと頼むキャシーにザックは「一度主役を張った人にコーラスは耐えられない」と冷たく断る。しかし、自分にはダンスしかないと懇願するキャシーにザックは折れて、オーディションは続行された…… |
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解説 ブロードウエイのスターを夢見る若きダンサーたちの熾烈なオーデションを描いたミュージカル映画である。1975年4月にスタートし大ヒットした舞台の映画化で、演出家マイケル・ベネットの代表作である。17人のダンサー役には、日本ではあまり名を知られていない新人たちが顔を揃え、舞台そのままのように熱演を繰り広げる。この映画の魅力はオーデションで一人一人が演ずる歌とダンスである。そこで語られ、ダンスで表現される若者の人生は感動を呼ぶ。選ばれた8人を中心にして、金色のトップハット・アンド・テイルズに変わってラインダンスになるフィナーレは圧巻である。 監督のリチャード・アッテンポローは『ガンジー』（1982年）で名を高めたイギリスの監督だが、ミユージカル映画でも優れた才能を示した。 【コーラスライン A Chorus Line】 稽古で舞台上に引かれたラインのこと。コーラスの人たち（役名のないもの）がダンス等でこれより前に出ないように引かれるラインのこと。メインキャストとコーラスを隔てる象徴ともなっている。（WIKIPEDIAによる） |