【金沢区民俳句大会】 2018年6月
天賞
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龍華寺のぼけの封じや薄暑光
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國 眼
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地賞
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終りなき日々のくらしや走り茄子
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他会員
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人賞
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ベンツよりひょいと降り立つ祭足袋
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他会員
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特選
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新しき古き銀座よ夏帽子
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他会員
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梅雨まぢか特攻の従兄恋もせで
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重 九
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更衣終へ約束の称名寺
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他会員
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老いたれど隠居となれず冷奴
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とも女
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枇杷たわわ朝日夕陽の雫かな
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和 女
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【第121回】H30年7月
天賞
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洛中に長刀鉾の辻回し
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二 祥
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地賞
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弾かれないピアノに届く祭笛
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十 九
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人賞
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鉾の粽吊るす町家に祈りあり
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和 女
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特選
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谷崎忌着流しくぐる蕎麦暖簾
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三 旦
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佐千夫忌に矢切の渡し訪ねけり
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一 幸
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偕老やけんかの果の夏の月
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重 九
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新妻の日傘差したる手のまぶし
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春 駒
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夜もしらみ富士山頂の御来光
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勝 美
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あめんぼう変調自在の譜面かな
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勇 平
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【第122回】H30年8月
天賞
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流星の天にこぼるる草枕
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和 女
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地賞
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絵灯籠巫女ら火入れの八幡宮
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あきえ
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人賞
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願いごと言い終えぬ間に星流る
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春 駒
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特選
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縄文の光そのまま星の河
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十 九
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シャガールの羊にのって星月夜
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三 洋
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コンサート余韻仄かに星月夜
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祥 代
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輪唱の指揮棒振りし法師蝉
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國 眼
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並べらるやさし瞳の初さんま
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勇 平
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赤とんぼみちのくの旅あないせり
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勝 美
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【第123回】H30年9月
天賞
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営みの火は刹那なり大銀河
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和 女
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地賞
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阿字ヶ池覗き見をする新松子
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一 馬
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人賞
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あさまだき夜行列車の銀河濃し
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勝 美
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特選
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宵闇に響きし汽笛「銀河」果つ
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春 駒
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億光年先の銀河へ宅配す
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勇 平
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鏑矢が銀杏紅葉を射抜きけり
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三 旦
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酔芙蓉朝昼夕と色直し
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重 九
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天高し筆跡を追ふ書道展
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一 梲
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【金沢区民俳句大会
吟行会】H30年10月
天賞
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秋高し山羊の親子の小宇宙
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二 祥
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地賞
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洲崎では立ちのみ屋でも月談議
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他会員
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人賞
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山粧ふオカピは舌で目を拭ひ
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他会員
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特選
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秋雲の百態映す麒麟の目
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和 女
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秋の昼夢をむさぼるコアラの仔
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一 幸
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寄る子等に機嫌のポニー秋高し
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他会員
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パンダへの径の静寂や木の実落つ
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他会員
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秋天やゆらりキリンの首二つ
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他会員
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【第124回】H30年11月
天賞
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一点に天狼宙の大三角
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十 九
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地賞
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時雨忌や湖岸の灯火けぶりをり
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重 九
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人賞
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幾光年隔つ天狼燦然と
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一 馬
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特選
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天狼や歌舞伎の子役初舞台
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とも女
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天狼の青き輝き魁夷展
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二 祥
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天狼の青き眼光宇宙射る
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和 女
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はやばやと酸ヶ湯温泉雪しまく
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三 洋
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流行風邪女医はちくりと小言混ぜ
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國 眼
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花八つ手百間廊下朝まだき
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あきえ
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【第125回】H30年12月
天賞
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『理科年表』星座の頁繰る霜夜
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一 馬
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地賞
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満天の星座を統べる冬北斗
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十 九
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人賞
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嗚呼平成行く名残りあり除夜の鐘
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二 祥
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特選
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見上ぐれば刻を忘れし冬星座
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重 九
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「大吉」と星座占い年の暮
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春 駒
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名画座を出てビル街冬銀河
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三 洋
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初氷下に眠れる鯉親子
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三 旦
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ラグビーの縦横斜に回し蹴り
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勇 平
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【第126回】H31年1月
天賞
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天象儀はっと目覚むりや寒昴
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一 馬
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地賞
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水仙花茎一本の立ち姿
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和 女
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人賞
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寒昴間近に迫る新元号
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重 九
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特選
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老顔に寒紅さして魔女めけり
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とも女
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白足袋の見え隠れする老いの艶
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十 九
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衣擦れや頬に紅さす冬座敷
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二 祥
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難題の一件落着大嚏
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勇 平
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初釜や女亭主の加賀友禅
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三 洋
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【第127回】H31年2月
天賞
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風ひとつ遺伝子目覚む梅真白
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和 女
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地賞
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帯解き心解きて春夕月
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とも女
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人賞
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企ては月面吟行春の夢
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一 馬
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特選
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夕畦田コントラバス弾く牛蛙
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三 洋
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爺ひよいと室見の岸の白魚舟
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國 眼
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陽炎へる「平潟」「野島」を跨ぐ橋
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勇 平
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老いの身も心も縮む余寒かな
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十 九
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あづまやの裏木戸塞ぐ臥竜梅
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二 祥
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【第128回】H31年3月
天賞
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彼岸入り大日如来に宇宙見ゆ
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勇 平
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地賞
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落椿余韻沁み入る磧石
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和 女
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人賞
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頂きを目指す道端山椿
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一 梲
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特選
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ÅIの宇宙探査や春の星
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二 祥
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沈丁花つるし細工に香を移し
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一 馬
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涅槃会や赤子に添寝の釈迦如来
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三 洋
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三椏の蕾金色銀の雨
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あきえ
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春潮の満ちてふくらむ谷津の川
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重 九
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【第129回】H31年4月
天賞
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夜桜の飛天の舞や狂ほしき
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とも女
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地賞
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朧月絵筆手中に刻忘る
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和 女
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人賞
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咲き満ちて位置定まれり君子蘭
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國 眼
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特選
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朧月紅き唇夜会服
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三 洋
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朧月ぬつと写楽の大首絵
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三 旦
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平成の御代に幕引く朧月
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一 馬
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薄墨に瓦浮き立つ朧月
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一 幸
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コンサート余韻の一献朧月
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勇 平
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【第130回】R元年5月
天賞
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竜華寺の牡丹慈愛の傘させり
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あきえ
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地賞
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白帆曳く地球の軋み夏の潮
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和 女
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人賞
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夏来る地球半分北半球
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一 幸
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特選
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夏の富士頂きに見る地球かな
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一 梲
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早苗饗や白無垢の列祝い唄
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春 駒
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泥亀翁偲ぶ牡丹の古刹かな
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重 九
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釜利谷の甍の波に薫る風
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一 馬
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クルーズ船風に膨らむアロハシャツ
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とも女
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