【第11回】H19年7月
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天賞
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群青の 空轟かす 滝しぶき
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とも女
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地賞
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炎昼や ごろりのたりと 河馬と河馬
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素 屯
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人賞
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一斉に 携帯かざし 虹を撮る
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好 童
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【第12回】H19年8月
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天賞
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平潟の 海に題目 盆送り
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好 童
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地賞
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支那に散る 靖国の兄 終戦日
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重 九
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人賞
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サイパンは 終戦記念日 海は蒼
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三 旦
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【第13回】H19年9月
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天賞
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大船の 観音様に 秋の月
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たか女
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地賞
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薬師寺の 東塔の月 無辺光
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十 九
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人賞
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萩の風 着信音を 届け来し
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勇 平
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【第14回】H19年10月
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天賞
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鵯の 声の尖りや 二松庵
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素屯
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地賞
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銀杏の ころりと神の 地に還る
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草野(会員外)
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人賞
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若き手に 箒持つ禰宜 野分明け
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十九
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【第15回】H19年11月
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天賞
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小春日や 転けては立てり 赤子猿
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とも女
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地賞
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時雨るるや 西院の河原の 八千仏
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重 九
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人賞
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てながざる ぶらりぶうらり 落葉風
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勇 平
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【第16回】H19年12月
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天賞
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三従の 母をもてなす 柚子湯かな
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素屯
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地賞
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侘助を 一輪手折り 躙り口
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祥代
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人賞
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炬燵猫 背中丸めて 漱石忌
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【第17回】H20年1月
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天賞
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新春の 箱根路繋ぐ 襷かな
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十 九
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地賞
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うずくまる 猫の影あり 冬障子
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とも女
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人賞
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漆黒の 腹きりやぐら 寒の月
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三 旦
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【第18回】H20年2月
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天賞
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真青なる 空を織りこむ 曽我の梅
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とも女
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地賞
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春暁や 築地市場の 糶の声
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國 眼
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人賞
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盆梅の 「フォト俳句」にし 送りけり
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一 幸
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【第19回】H20年3月
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天賞
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誓子忌や 樺太目指し 帰る鳥
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一 馬
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地賞
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振り向けば 安房一国の 朧かな
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とも女
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人賞
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春雷の 手術の痕を た走れり
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國 眼
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【第20回】H20年4月
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天賞
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諸葛菜 ふみくら跡の 石仏
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重 九
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地賞
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美女石の うつ向く水面 白躑躅
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十 九
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人賞
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実時の 栄華の池や 春北風
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三 旦
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【第21回】H20年5月
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天賞
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走り梅雨 釣果を乗せて 帰帆せり
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勇平
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地賞
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富士山が お花畑を 膝に乗せ
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人賞
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風薫る 佐島の磯の 富嶽かな
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國眼
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