【第31回】H21年7月
天賞
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白南風や 神事の二艘 競舟
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二 祥
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地賞
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湖の 黙を切り裂く ボートかな
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とも女
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人賞
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海の日や 「観光丸」が 蘇る
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岩 介
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【第32回】H21年8月
天賞
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台風の 雲色映し 海騒ぐ
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十 九
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地賞
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厄日前 小雨煙ぶるや ベイサイド
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勇 平
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人賞
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葉鶏頭 空にはためく 入港旗
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好 童
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【第33回】H21年9月
天賞
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月光の 押し出す野島 広重忌
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とも女
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地賞
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かなかなや 音階ひとつ 乱れなし
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勇 平
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人賞
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背に木遣 二百十日の 東京湾
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三 旦 (野島汐祭り)
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【第34回】H21年11月
天賞
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黒潮の 遠鳴りに和し 虎落笛
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十 九
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地賞
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お大師さん 時雨に煙る 御影堂
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二 祥
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人賞
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小春日や 足音軽く 媼舞ふ
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とも女
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【第35回】H21年12月
天賞
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三塔の 序列構はず 北駈ける
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一 馬
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地賞
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白足袋の 捌き軽やか 晴舞台
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十 九
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人賞
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鳥群れて 障子の影の せはしけり
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岩 介
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【第36回】H22年1月
天賞
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日脚伸ぶ 校舎の影は 二遊間
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一 幸
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地賞
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朝市の 吐く息白し 柴漁港
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重 九
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人賞
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汐入の 軍港めぐり 春着乗せ
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一 馬
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【第37回】H22年2月
天賞
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楷書から ふはり草書の 二月かな
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国 眼
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地賞
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捨て舟に 居着く野良猫 恋に明け
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一 馬
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人賞
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草萌ゆる 仔牛の舌の やはらかさ
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友 女
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【第38回】H22年3月
天賞
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春霞 スカイツリーの 巨体浮く
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重 九
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地賞
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春の水 モネの光に ドガの動
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一 幸
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人賞
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終章を 揺れながら舞ふ 紋黄蝶
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勇 平
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【第39回】H22年4月
天賞
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タイからの 嫁に教えつ 苗代田
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三 旦
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地賞
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グレンミラー 横須賀基地の 春灯かな
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一 馬
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人賞
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蜃気楼 宙に浮きたる 巨船かな
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一 幸
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【第40回】H22年5月
天賞
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仏法僧 身延の峡を ほしいまま
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二 祥
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地賞
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一節の 竹を宇宙に 蝸牛
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十 九
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人賞
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一筆に 卯波た走る 野島沖
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国 眼
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