【第41回】H22年7月
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天賞
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子午線を 横切る太陽 海炎ゆる
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十 九
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地賞
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碁敵の 忙しく煽ぐ 団扇かな
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重 九
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人賞
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そっと触る そっと閉ぢたる 含羞草
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国 眼
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【第42回】H22年8月
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天賞
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御諏訪太鼓 秋の一天 突き抜けり
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友 女
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地賞
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ビルの街 抜けて銀河を 深夜バス
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勇 平
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人賞
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送り火や 御霊住みたる 銀河系
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一 幸
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【第43回】H22年9月
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天賞
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仏和辞典 ｋ(か)の項にある kaki(柿)愉快
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一 馬
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地賞
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竿灯の 照らしきれざる 闇の色
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十 九
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人賞
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西瓜割り 足で探りて 大上段
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重 九
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【第44回】H22年11月
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天賞
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冬ざるる 宇宙遍歴 親鸞忌
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一 馬
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地賞
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宇宙船 星の落葉を 拾ひけり
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勇 平
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人賞
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短日や 棒の先より 闇迫る
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二 祥
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【第45回】H22年12月
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天賞
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惑星の 明けの明星 今朝も冴ゆ
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二 祥
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地賞
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冬日和 惑星探査に 湧き上がり
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友 女
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人賞
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惑星も 日向ぼこせり 大家族
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国 眼
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【第46回】H23年1月
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天賞
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祈り入る ガンジス川の 寒昴
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国 眼
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地賞
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兎小屋 六畳一間の 苦学生
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勇 平
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人賞
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明眸に 浮く南中の 寒昴
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十 九
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【第47回】H23年2月
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天賞
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煮え滾る 地球のマグマ 春愁ふ
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国 眼
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地賞
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白梅の なかにはぢらふ 紅の梅
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祥 代
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人賞
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春耕や 地球の命 汲むごとく
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十 九
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【第48回】H23年3月
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天賞
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誓子忌や 淀川沿ひを 帰る鳥
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一 馬
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地賞
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ふらここを 押せば宇宙の 人となる
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岩 介
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人賞
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せせらぎの 小石に咲けり 落椿
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友 女
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【第49回】H23年4月
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天賞
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花は葉に 空しき闇の 掩体壕
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十 九
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地賞
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牡丹の芽 野島夕照 届きまじ
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勇 平
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人賞
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花は葉に 島の施設は 避難所に
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一 馬
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【第50回】H23年5月
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天賞
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水母と化し 五次元旅す 今朝の夢
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友 女
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地賞
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道半ば 往くか還るか 蟻思案
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岩 介
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人賞
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コンビニの 灯に集ふ 非行蟻
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勇 平
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（平成22年度）