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| 更新：2005.6.29 |
| 分科会 『古文書を読む会』 の略歴と経過 |
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古文書というと、“読めない”とか“面倒くさい”との理由ですぐ断念してしまう人が多いのですが、
当時の人達はそれを読み下していましたから、今の我々にも、習えば読めないことはありません。
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古文書を読む動機は |
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★ 路傍に立つ石碑に刻まれた文字を読めたら興味が出るのに。 |
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★ 金沢文庫に展示してある古文書を読めたらいいな。 |
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★ 生家にある古文書が読めると、実家のことがよくわかっていいな。 |
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★ 頭の回転をなるべく維持したいな。 |
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★ 歴史は、当時の人が書いたものがじかに読めると、より面白くなる。 |
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などいろいろですが、当会は誰かに教えてもらえるならやってもよい、という人が集まって
平成１４年５月２３日に会員９人でスタートしました。その後代表と副代表が都合で一度に
やめる事態を乗り越えて、現在では１４人に増加し、月２回、第三と第四木曜日に各２時間
学習しています。
最初は誰でもむつかしく感ずるでしょうから、初心者の方にはしばらく慣れてもらう時間を とっています。 何でもそうですが、特に古文書学習は「慣れること」と「繰り返す」ことが上達の秘訣です。 因みに初心者の方も数ヶ月すると、随分上達しています。 教材はやさしいもの、ややむつかしいもの等いろいろですが、原則１ヶ月前に各人に配り、 予習できるようにしている外、授業終了時に当日の教材の訳文や時代背景説明などを配布して、 より理解し易いように心がけています。 |
| 現在、「泥亀新田開発」に関する古文書をシリーズもので学習中ですが、参考までにその一例を あげればつぎの通りです。 |
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| （参考訳文） |
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| 再開発について他村は賛成したのに、坂本村だけが反対したため、これまでの見分の趣旨に 反するとして、永島段右衛門が坂本村を幕府の奉行所へ訴え、調停を依頼したものです。 |